この記事ではこんな疑問にお答えします。
- 山形県内で空き家バンクを実施している市町村はどこ?
- 山形市の空き家バンク補助金はいくら?条件は?
- 空き家バンクを使わずに売却する方法はある?
「相続した実家をどうしたらいいか分からない」「今のうちに売却を検討したいけど、山形市近郊ではいくらで売れるのか不安」山形県内で不動産の売却を考えている40〜70代の方の中で、こうした悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
山形県内では人口減少や高齢化に伴い空き家が増加しており、その活用が大きな課題となっています。この問題に対応するため、山形県内の多くの市町村で「空き家バンク」制度が導入されています。空き家バンクとは、空き家を売りたい・貸したい所有者と、空き家を買いたい・借りたい利用者をマッチングする仕組みです。
本記事では、山形県内の空き家バンク実施状況と各市町村の特徴、利用できる補助金制度について詳しく解説します。さらに、山形市・天童市・上山市など近郊エリアでの売却事例や地元密着型の業者選びのポイントもお伝えします。
山形県内の空き家バンク実施市町村一覧
山形県内では現在、複数の市町村が空き家バンクを実施しています。山形県移住交流ポータルサイトによると、山形市、寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町などが空き家バンクに参加しています。
ただし、すべての市町村で空き家バンクが実施されているわけではなく、制度がない自治体もあることに注意が必要です。また、各市町村によって利用登録や申請が必要となる場合があり、利用条件が大きく異なります。
| 地域 | 参加市町村 |
|---|---|
| 村山地方 | 山形市、寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市 |
| 最上地方 | 大石田町 |
| 置賜地方 | 一部自治体 |
| 庄内地方 | 一部自治体 |
空き家の活用を検討される際は、まず対象地域で空き家バンクが実施されているかを確認することが重要です。
山形市・天童市・上山市での不動産売却について
山形市近郊での不動産売却は、地域の特性と市場相場を正確に把握することが成功の鍵となります。以下、各地域の特徴をお伝えします。
山形市での売却のポイント
山形市は県内最大の都市であり、需要も比較的高い地域です。特に駅前や市街地の物件は一戸建てでも借り手・買い手が見つかりやすい傾向にあります。ただし、築年数や立地によって査定額が大きく変動するため、複数の業者による査定を受けることが重要です。
山形市内で売却を検討している方は、地元の市場動向に詳しい不動産業者に相談することで、適切な売却価格の設定が可能になります。
天童市での売却のポイント
天童市は将棋駒の産地として知られており、観光資源が豊富です。温泉地としての特性もあり、投資用物件や古民家再生への関心も高まっています。近年は移住者向けの補助金制度も充実しており、売却のニーズは高い傾向にあります。
上山市での売却のポイント
上山市は温泉地として全国的な知名度があり、宿泊施設や観光関連施設への売却需要があります。また、農業地帯としての特性もあり、農地付き物件の売却も比較的スムーズに進むことが多いです。
山形市の空き家バンク制度の特徴
山形市空き家バンクの概要
山形市では平成28年8月1日から空き家バンクを開設しており、県内でも特に充実した制度を運営しています。平成30年の調査によると、山形市内の利用予定のない一戸建て空き家は約4,400戸とされており、これらの活用が急務となっています。
山形市の空き家バンクに登録できるのは、山形市内の戸建て空き家(賃貸目的でないもの)で、建築物の状態・周囲の環境により利用に問題がないものとされています。
山形市独自の補助金制度
山形市では平成29年度から以下の3つの補助制度を実施しており、空き家の活用を強力にサポートしています:
- 利活用推進補助金:空き家の片付け・清掃費用を補助(上限10万円、補助率1/2)
- 取引仲介手数料補助金:購入・賃借時の仲介手数料を補助(上限5万円)
- 住宅リフォーム総合支援事業:購入後のリフォーム費用を補助
山形市の空き家バンク補助金制度詳細
利活用推進補助金
山形市空き家バンク利活用推進補助金は、空き家の片付けや清掃にかかる費用を支援する制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金額 | 補助対象経費の2分の1以内、上限額10万円(※金額・期限は要確認) |
| 対象者 | 空き家バンクに登録された物件の登録者で、少なくとも2年間継続して登録できる方(法人・個人事業主除く) |
| 利用回数 | 1つの登録物件につき令和7年度中1回限り(※期限は要確認) |
| 申請方法 | 先着順(予算に達した時点で終了) |
補助対象経費:家財道具の処分費用、清掃にかかる経費
取引仲介手数料補助金
山形市空き家バンク取引仲介手数料補助金は、空き家バンク登録物件を購入・賃借する方を対象とした制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金額 | 補助対象経費の2分の1以内、上限額5万円(※金額・期限は要確認) |
| 対象者 | 空き家バンク登録物件を購入・賃借し、山形市に移住・定住する方 |
| 対象者条件 | 10年以上市外に居住していた方、または東日本大震災被災者 |
| 適用期間 | 令和7年4月1日以後の契約者が対象(※期限は要確認) |
この制度は、山形市外からの移住促進を目的としており、令和2年4月1日以後に山形市に住民登録した方が利用できます。
朝日町の空き家バンク制度
朝日町空き家バンク利活用推進補助金
朝日町でも山形市と同様の補助制度を実施しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金額 | 100,000円または事業費のいずれか低い額(※金額・期限は要確認) |
| 対象経費 | 家財道具の搬出・処分、清掃、樹木伐採 |
| 利用回数 | 1回限り |
朝日町の制度は、樹木伐採も補助対象に含まれている点が特徴的です。
山形県内の主要市町村 空き家バンク制度まとめ
山形市以外にも、山形県内の多くの市町村が独自の空き家バンク制度を運営しています。移住検討エリアや物件の所在地に合わせて各制度を確認しましょう。
天童市では市内に所在する一戸建て・土地の空き家を対象に空き家バンクを運営しています。将棋駒の産地として知られる天童市は、山形市のベッドタウンとしても人気が高く、移住希望者からの問い合わせが多いエリアです。登録物件には売却・賃貸の両方があり、利用希望者は天童市役所または市の窓口で登録申請が可能です。リフォーム補助や移住支援金との併用を検討する場合は、事前に担当窓口への相談をお勧めします。
上山市は蔵王温泉を擁する温泉観光地として知られており、古民家や旅館跡地など独自の物件が空き家バンクに登録されるケースがあります。観光業・飲食業・民泊事業への転用を見込んだ問い合わせも多く、市では移住者向けの「かみのやま暮らし」支援制度と空き家バンクを連携させて運用しています。物件の用途変更については市の担当課への事前確認が必要です。
寒河江市はさくらんぼの産地として全国的に有名な農業都市です。農業従事者向けの住宅需要があり、農地付き物件の空き家バンク登録も見られます。市では空き家バンク登録物件の改修費用を支援する補助制度を設けており、移住者が住宅をリフォームして利用する場合に活用できます。詳細な補助条件や上限額は年度ごとに変わるため、寒河江市役所の担当窓口への確認が必要です。
村山市は農業・農村体験と移住促進を組み合わせた取り組みに力を入れており、空き家バンクも移住支援の柱として機能しています。東京圏から移住する方を対象とした「移住支援金」制度(最大100万円、条件あり)との併用が可能なケースもあり、若い世代の移住を後押しする制度が充実しています。農村暮らしを希望する方には特に注目のエリアです。
東根市(さくらんぼ東根駅周辺)・尾花沢市・山辺町・中山町・河北町・西川町・大江町・大石田町でも空き家バンクを実施しています。各市町村の制度内容・補助金の有無・登録条件は大きく異なるため、対象エリアの市町村公式サイトまたは窓口に直接お問い合わせください。山形県の移住交流ポータルサイト「やまがた移住ガイド」でも各市町村の空き家バンク情報をまとめて確認することができます。
各市町村の最新情報について:空き家バンクの補助金額・申請期間・対象条件は年度ごとに改定されることがあります。必ず各市町村の担当窓口または公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。
山形の空き家・不動産のことはアイラブにご相談ください
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公開:2026年5月

